SASL(Simple Authentication and Security Layer)認証
基本的にSMTPには認証がない
認証機能を利用するためにはSASLを使用する
認証メカニズム
PLAIN
ログインIDとパスワードはbase64エンコード文字列としてメールサーバに渡される。
LOGIN
OTP
従来のS/Keyに相当する。
ワンタイムパスワードを使った認証メカニズム。 暗号化は備えていないが、捕捉したパスワードは単一のセッションでしか有効にならないため、 暗号化は必要ないかもしれない。
DIGEST-MD5
クライアントとサーバの両方シークレットパスワードを共有する。
KERBEROS
ネットワーク認証プロトコル。
ネットワークですでにKerberosを導入しているケースを除けばKeroberosメカニズムを使う必要はない。
すでにKerberosを使用している場合には、SASLを使用することでSMTP認証を既存のインフラに含めることができる。
ANONYMOUS
オープンリレーでは基本的にanonymousメカニズムを利用、でもSMTP認証ははそれを取り除くことなので使う意味がない。